蜷川実花「ネタ切れ」か?TGCでAKB48グループとコラボするも“とりあえず花持たせとけ”感が満載…

編集部

 先月29日に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われた「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER」において、写真家で映画監督の蜷川実花と「AKB48」の系列グループによるスペシャルコラボステージが実現した。

 ステージには、AKB48の他にも「SKE48」「NMB48」「HKT48」「STU48」から選抜メンバー15人が登場。爽やかな楽曲に乗せて、花をあしらった艶やかな衣装で一人ずつランウェイを歩き、ラストはAKB48の名曲であり蜷川がPVの監督を務めた楽曲「ヘビーローテーション」をBGMに全員で歩いた。

 独自の世界観を展開し若い世代の女性を中心に人気を集めている蜷川。彼女は、元女優・沢尻エリカ主演の映画「ヘルタースケルター」や、昨年公開された「人間失格 太宰治と3人の女たち」の監督を務めている。彼女の作品は花を大胆に使ったビビッドな配色が特徴であり、彼女がプロデュースした作品は一目で“蜷川実花作品”だとわかるほど個性が前面に出ている。その独特な個性に期待していた人も多いはずだが、今回のランウェイはどこか“やっつけ感”を感じる演出となった。

 ランウェイを歩く彼女たちにどうやって蜷川ワールドが展開されるのかと思えば、巨大なバラを持つか、頭にその巨大なバラを付けるかの二択。それ以外のバリエーションは見られなかった。蜷川が手掛ける衣装のデザイン性が高いだけに、彼女のトレードマークとも言える花の取り入れ方が、どうしても取ってつけたように感じてしまう。これには蜷川のファンも拍子抜けしたことだろう。

 蜷川は、先月Netflixで配信がスタートしたドラマ「FOLLOWERS」でも監督を務めている。写真家に映画やドラマの監督にと、数多くの作品を手がける彼女だからこそ、今回のTGCでは“ネタ切れ”してしまったのかもしれない。

 次回作で持ち直すことができるか、要注目だ。

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