4月にスタートするテレビ朝日系土曜ナイトドラマ『M 愛すべき人がいて』が、失笑必至のトンデモドラマになりそうだと不安視されている。
同作は、歌手・浜崎あゆみのサクセスストーリーをドラマ化した自伝的小説の初連ドラ化。アユ役をエイベックスの新人歌手・安斉かれん、マサ役を三浦翔平が務め、2人の年齢差や立場を超えた純愛が描かれる。
脚本を担当する鈴木おさむ氏は3日、自身のインスタグラムに「4月からテレビ朝日連続ドラマ『M』の脚本を担当させていただきます。原作プラス、僕らしく『奪い愛』なテイストも入れつつ。絶対おもしろくなると確信してます」と投稿。
鈴木氏は近年、水野美紀の怪演が話題となった同局の連ドラ『奪い愛、冬』及び『奪い愛、夏』の脚本が話題に。同シリーズは制作側が“クレイジー狂愛ドラマ”を謳い、『奪い愛、冬』にはマサ役を務める三浦もメインで出演していた。
なお、連ドラ『M』はテレ朝系24局のほか、AbemaTVで独占配信されるという。
「コントの延長のような脚本と演出で注目された『奪い愛』シリーズは、クローゼットに隠れていた妻が、夫の浮気現場を目撃した瞬間、ドーンと飛び出すなど、トンデモシーンの目白押し。
『M』はここまで突飛な展開はないとしても、『奪い愛』テイストを入れるということは、原作のようにアユとマサの恋愛がオシャレに描かれることはなさそう。小松成美氏が手掛けた原作とはかなり違った雰囲気になるのでは?」(記者)