カズレーザー「サラダは『草』」グルメ番組で“食”に対し過激発言!思い切りすぎた番組側の奇行キャスティングは何を狙う?

編集部

 お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーが、先月29日放送のTBS「人生最高レストラン」に出演。自身がこれまでに食した“人生最高”のグルメを紹介した。

 だが超のつく変わり者として有名なカズレーザーは、超のつく偏食家としても知られている。サラダを「草」呼ばわりしたり郷土料理に対して「滅べばいいのに」と発言したりとやりたい放題。料理への関心が薄く過激な発言をするカズレーザーを“グルメ”を題材にした番組にキャスティングするのは、もはや“奇行”と呼んでいいレベルのチャレンジだろう。

 番組に登場したカズレーザーは、出てきて早々に「『草』は絶対に食べたくない。世間ではサラダって言うんですか?」「サラダはドレッシング舐めてるだけでしょ」と、近年菜食主義の隆盛で注目を集めるサラダを痛烈dis。さらには、“人生最高の一品”としてかつて西武新宿駅前にあったチェーンの居酒屋「さくら水産」のメニュー・いか丸ごと天ぷらを紹介。他の出演者が老舗のうな重やニューヨークのステーキを紹介する“人生最高の一品”で、今は無きチェーンのメニューを持ち出すあたりがカズレーザーらしいとも言える。

 かねてから「好きなモノだけ食べて生きてたい」と公言し、嫌いな野菜は食べずビタミンはサプリなどで補っているというカズレーザー。番組中には「おもちゃみたいな味が好き。すごくわかりやすい味」と自身の“好きなモノ”を語り、繊細な味よりもジャンクフードに近い味付けが好みであることを明かした。

 先月23日に放送されたJFN系列のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」に出演した際には、カズレーザーは地域の伝統でもある“郷土料理”に言及。郷土料理の大半が「保存食の延長上にある料理」と持論を展開し、食べるたびに「こんなもんなんでまだ伝えてんだ。滅べばいいのに」と思っていることを暴露した。食糧事情が発達した現代に、地域限定の食材のみを使った保存食の存在価値が薄れているという主張はある意味正しいが、なんともカズレーザーらしい発言である。

 カズレーザーの物怖じしない発言と超のつく偏食ぶりを考えれば、今回の放送での奔放な言動は予期できたこと。それを制作陣が知らなかったとも思えず、あえて起用したとなればもはや”奇行”と呼べるだろう。かつての番組MC・徳井義実の“復活”も報じられたばかりだが、今後番組はどこに向かっていくのか。その“奇行”に注目が集まる。

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