ミルクボーイ「実力不足露呈」?CMの6秒即興コントがM-1王者とは思えないクオリティ…

編集部

 何事にも“適材適所”があることを実感させられる。

 Indeed (インディード)のCMシリーズ「Indeed CMオンエアバトル」に、昨年末に行われた「M-1グランプリ2019」で優勝を果たしたお笑いコンビ「ミルクボーイ」が出演している。居酒屋やコンビニエンスストアなどのシチュエーションにおいて、人気お笑い芸人が6秒間の即興ネタを披露するこの企画。ミルクボーイの他にも、「千鳥」や「銀シャリ」、「ジャルジャル」をはじめとする人気芸人たちが、独自の世界観で笑いを繰り広げている。

 今回彼らが宛がわれたシチュエーションは、居酒屋のカウンター席。内海崇が店主、駒場孝が客に扮している。M-1で史上最高得点を叩き出したミルクボーイであれば、さぞ面白い即興コントを見せてくれることだろうと期待した人も少なくないはずだ。しかし、そこで繰り広げられたのはまるで若手芸人、もはや素人のようなやりとりであった。

 1つ目のネタは、和風な内装とは対照的なクラブミュージックが流れる店内で、「BGMこれで合ってます?」と訪ねる駒場に 「合ってますよ」と内海が答え、駒場が頷いて終了といった、どこがオチかもわからないような内容。2つ目も、店内のテレビに流れるindeedのCMを見た駒場が「このCM面白いっすよね~」と内海に話しかけ、「俺は嫌いやな~」と答えるといった内容。indeedをイジっているのかもしれないが、あまりにもボケに捻りがないように感じてしまう。

 M-1では、他のファイナリストとは一線を画す漫才スタイルだっただけに、ガッカリしてしまったファンもいただろう。M-1王者になるまでテレビ経験が少なかったこともあり、実力不足が露呈したとも言えよう。ブレイク後も“東京進出しない宣言”をしている彼らに「もったいない」との声も数多く上がっていたが、今回のCMを見る限りだと、東京でのバラエティ番組などに出演するよりも大阪で得意の漫才を極めた方が、彼らの持ち味を活かせるのではないだろうか。

 内海は「文春オンライン」のインタビューで、前述の宣言について「僕らは漫才しかやりたいことがなかったんで。漫才するのにどっちがええかと考えたら、大阪にはNGKなどの大きな劇場もありますし、こっちにおった方がええやろうと」と語っている。本人の言う通り、当分は漫才に専念する方がよさそうだ。

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