「ビートたけしと女たち」(1)〜恫喝テープ流出に軍団との亀裂……終わりを見せない”後妻問題“〜

編集部

 こうなっては、テレビ局ももはやたけしを守る手立てもないし、義理もなくなってくる。

「最近になって、『また映画を撮りたい』などと言っていますが、こちらも関係者たちはできれば関わりたくないというのが本音でしょう。森元社長が、スポンサー集めにはじまり面倒な一切を引き受けていたからこその北野映画であったことを、たけしは分かっていない。そのあたりのことを、新しいスタッフが森元社長と同じレベルでできるはずもない。もちろんAさんにできるはずもない。やってみて、初めて気がつくのかもしれませんね」(映画関係者)

 頼みのAさんは、その背後にN氏という男性の存在が、『週刊新潮』2月20日号によって明らかになっている。

「新事務所『T.Nゴン』の株は、6割がAさん、なんと残り4割をN氏夫妻が持っており、たけしは拒否権を行使できる黄金株を1株持たされているだけとのこと。Aさんに、どのような説明を受け、納得しての状況なのかは不明ですが、とんでもない裏切りが待っている、なんてことがないといいんですが」(芸能プロ幹部)

 1月には、たけし軍団他の所属タレントを残していた「オフィス北野」が社名を「TAP」に変更したが、その裏にも、こんな話がある。

「つまみ枝豆社長は、たけしに報告の上でのことで、関係は何も変わっていないとアピールしていましたが、実は、 “【北野】の名前を使い続けるなら、使用料を払ってもらう”と言い出したのが真相だそうです。というか、たけしはAさんとの関係に意見した軍団に激怒し、軍団とも関係が決裂したままなんだとか」(同前)

 昭和、平成の時代に大きな影響を与えた「テレビ界の巨人」の晩節がけがされていくのを、見たくはないのだが。(続く)

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