末吉くんに見る、ローカルタレント化は芸人にとって一つの成功モデル?

編集部

 お笑い芸人の末吉くんが3月いっぱいで芸人からの卒業を発表した。今後は妻とともに修復士として第二の人生を歩むようだ。

 末吉くんといえば『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で俳優の平泉成のモノマネで有名になった。近年は長野県でローカルタレントとして活躍していた。芸能界を引退するとはいえ、今後も知名度を活かした活動をしていくと見られ、成功者と言えるだろう。

 末吉くんは千葉県出身であり、もともと長野に縁はなかった。たまたま出演した番組で、ほのぼのとしたキャラクターがハマり、そのまま定着し、同地に家も構えている。末吉くんは、脇役俳優を経て30歳で立川談志の弟子となった遅咲きの人物である。ひな壇芸人としてほかの若手芸人に混ざって活躍するのは難しかったといえるだけに、長野は活躍するにはうってつけの場だったと言える。

 こうした地方でローカルタレント化し成功した芸人はほかにもいる。波田陽区は2016年から福岡県に移住し、現地でラジオやテレビをこなすローカルタレントとして活躍している。山口県出身、大学は熊本県と地縁もあるだけに順調になじんでいるようだ。

 たけし軍団の井手らっきょも2018年から故郷の熊本県に戻り地域の番組に出演している。もともと東京時代はビートたけし独立のゴタゴタで、タレントの稼ぎがほとんどない状態で、副業でしのいでいたとも言われているだけに、そうした苦しい立場よりは、地元で活躍できる方がベターかもしれない。

 地域で活躍する芸人としては吉本興業の「住みます芸人」が知られているが、彼らは期限を区切って戻ってしまう。やはりローカルタレントとして成功するには、腰を据えた移住で覚悟を見せる必要もありそうだ。(文=相川ナロウ)

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