とんねるず石橋『たいむとんねる』終了も後番組スタート、なぜ切られない?

編集部

『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系)の3月いっぱいでの終了が発表された。4月からは新たに『石橋、薪を焚べる』がスタートする。放送時間は火曜深夜24時25分からとなり『たいむとんねる』より深い時間帯となる。石橋がゲストを迎えて、スロートークをテーマにじっくりと語り合う番組となるようだ。

 当初は『たいむとんねる』終了後、石橋の定期的な地上波レギュラー番組が終了すると報じられていたが、深夜とはいえフジテレビに自身の名を冠した番組を残すさまは、相撲で言えば「土俵際いっぱい」とも言えるが、なぜ石橋は切られないのだろうか。

「とんねるずは、かつては若手芸人よりもスタッフと遊んでいると言われていた通り、多くの交友関係があります。メイン番組であった『みなおか』こと『とんねるずのみなさんのおかげでした』以外にも多くのつながりがあります。新人時代にとんねるずにお世話になったスタッフも多いでしょう。彼らと仕事をしたいというスタッフがおり、現場からの熱意があるならば、なかなか番組を切るわけにはいかないでしょう」(業界関係者)

 さらに放送時間が深夜に移ることでのメリットもありそうだ。

「もっとも大きなものは視聴率を気にしなくて良い点ですね。『たいむとんねる』はさまざまなテコ入れがなされていましたが、80年代サブカルチャーを中心としたコンセプトに一定のファンがいたのは確かです。深夜ならば、その手の企画を深めていくことも不可能ではないでしょう。さらに、かつて同局で放送されていた深夜番組であるフリーアナウンサーの古舘伊知郎とだらだら話すだけの『第4学区』のようなテイストも生み出せるかもしれません」(前出・同)

 新番組は『たいむとんねる』に比して、石橋そのもののトーク力がより発揮されると見られる。スタッフの期待に応えられるのかが注目であろう。(文=相川ナロウ)

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