堺雅人「スカパーの人にしか見えない」半沢直樹の続編がクランクインするも“今更感”で視聴率低迷の予感

編集部

 23日、TBSで放送された大ヒットドラマ「半沢直樹」シリーズの最新作が都内のオフィス街でクランクインし、俳優・堺雅人が7年ぶりに主人公の半沢直樹を演じた。決め台詞である「倍返し」が社会的な現象を巻き起こすほどの人気を博した作品の続編放送が決まり、喜ぶ声がある一方、7年というあまりに遅すぎる放送に辟易する声も上がっている。

 前作では、東京中央銀行に銀行員として勤める半沢が、立身出世と社会正義の間で揺れ動きながらも、数々の不正を暴いていった。しかし、半沢は子会社への出向を命じられるという驚きの展開で幕を閉じる。

 それから7年ぶりのクランクインについて堺は、「自分としては『しばらく止まっていた時間がもう1度動き始める』感覚なのかなと思っていました。でも、福沢(克雄)監督はじめ皆さんの時間が止まっていなかったんですね、きっと」「今回の敵も強烈ですごい方ばかりだと聞いております。みなさんと力強い“倍返し”を作っていきたいです」と、意気込みを語った。

 並々ならぬ気概を見せる堺だが、続編の開始はいささか遅すぎたようだ。半沢直樹のクランクインに対し、ネット上では「今更続編って言われても前作あんまり覚えてないんだけど(笑)」「やはり7年は遅すぎたな…」「待ち望んではいたけど待ちすぎて気後れしてる」と、声が上がる。

 さらに「なんかもう堺雅人はスカパーの人にしか見えない」「スカパーの堺雅人か半沢の堺雅人か混乱しちゃう(笑)」と、スカパーのCM出演での“尻に敷かれる夫役”が定着し、半沢のイメージが失われてしまったことを指摘する声も多く上がった。

 昨年17日に主婦と生活社から発売された週刊誌「週刊女性」では、堺の所属する田辺エージェンシー側が制作サイドに対し、主役以外のキャストを全員入れ替えるよう要求したと報じた。スケジュールの都合もあり要求には応えられなかったが、続編は延期になる始末。こうしたスキャンダルもあり、ここまでじらされるとさすがの人気作でも視聴率に影響が出てくるかもしれない。“失われた7年”を穴埋めできるのか。今後の堺に要注目である。

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