石井杏奈「命がけで撮影」E-girls解散後は女優業本格化?春公開の主演映画に注目集まる

編集部

 解散を前に、E-girlsの石井杏奈が女優業に本腰を入れている。

 E-girlsの石井杏奈と俳優の中川大志がダブル主演を務める映画「砕け散るところを見せてあげる」が、今年5月8日に公開されることが決まった。原作は、竹宮ゆゆこの小説。中川が演じる正義感の強い高校生・清澄が、学年一の嫌われ者・玻璃がいじめられる現場を目撃し、それを助けるところから物語は始まる。この玻璃を演じるのが石井。青春ストーリーのようでありながら、距離を縮めていくふたりがさまざまな事件に巻き込まれていくサスペンス的な要素もある内容となっている。

 石井が所属するE-girlsといえば、昨年末に解散が発表されて今年がラストイヤーとなる。石井はインスタグラムで「それぞれが、明るい未来に向かって。いろんな感情を教えてくれたE-girls、いろんな人と出会わせてくれたE-girls、最後に11人で終止符を打ちます。」とグループに感謝のコメントしていた。今月から全国アリーナツアーも始まり、最後の1年を駆け抜けている真っ最中だ。

 その一方で、ぐっと力を入れているのが女優活動だ。その一つが今回の映画となる。公開されたキービジュアルでは、全身を真っ赤に染めてたたずむ石井の姿が衝撃的だ。実際の撮影もかなり挑戦的だったようで、石井は「かなり命がけでした。後先考えず、今だけを見て、全力で必死にぶつかりました。なので、毎日大きな達成感と大きな疲れにあふれて、幸せでした」と話している。

 もともとダンスをきっかけに芸能界入りした石井だが、2012年にドラマデビューし、これまでにも女優としてのキャリアを地道に積み重ねてきた。2015年の「ソロモンの偽証」では陰気ないじめられっ子役を演じ、主演を務めた「ガールズ・ステップ」では第58回ブルーリボン賞新人賞を受賞している。キラキラとしたアーティストのイメージとは違う役もしっかりと演じ、その演技力にも評価を受ける石井。さらに今年は、Amazon Prime Videoで配信される「東京ラブストーリー」へも出演するなど話題作へも参加し、本格派女優に確実にシフトしているようすがうかがえる。

 今年で22歳になる石井。E-girlsのイメージから脱却し、“女優・石井杏奈”として輝く日が楽しみである。

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