『アメトーーク!』土田晃之のマニアキャラが爆発

編集部

 20日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「ザ・ノンフィクション大好き芸人」が話題だ。

 今回は日曜午後に放送されている『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)をこよなく愛する芸人たちが登場。フジテレビの関東ローカル番組を、他局のテレビ朝日が特集する異例の内容である。本家への許可も取っていないため、ドキュメンタリー番組を特集しながら映像を一切用いず、芸人自身の語りとともに、再現写真や紙芝居を用いて説明する入り組んだ構成が取られた。

 この番組で本領を発揮したのが土田晃之だろう。土田と言えば普段は、ひな壇に座り言葉を時々発するだけの置物系芸人ながら、この放送では『情熱大陸』(TBS系)、『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)などほかの番組と『ザ・ノンフィクション』を比較する回し役を担った。

 さらに土田は個人的に作品に登場する公園、川沿い、店舗など何気ない場所を実際に訪れる「聖地巡礼」を行っているマニアックな趣味も暴露した。

「土田といえば、現在は『家電芸人』や『貧乏子沢山キャラ』としてバラエティ番組に出演しており無難な存在としてふるまっていますが、もともとは、とんねるずや電気グルーヴなどの影響を受けており、かなりトガッた感性の持ち主だと言えます。90年代末に放送された深夜ラジオ番組である『U-turnのオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)などはハードなシモネタでコアなリスナーを獲得していました」(放送作家)

 今回の放送では土田のマニアックな部分、好きなものを前にすれば生き生きとするオタク的な気質が爆発したと言えるだろう。今後もこうした路線の土田を見たいものだ。(文=相川ナロウ)

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