本郷奏多「視聴率急上昇不可避」大河初出演のニュースに「見始める」宣言続出

編集部

 中国の春秋戦国時代の王族から、日本の戦国時代の公家へ。役の振り幅がすごい。

 俳優の本郷奏多(かなた)の大河出演が19日、発表された。大河ドラマ「麒麟がくる」の出演者発表&スタジオ取材会に登場した本郷は、「そうそうたるメンバーの中でお芝居ができて、非常にうれしい」と、初出演となる大河への意気込みを語った。同作は沢尻エリカの降板騒動があってからというもの、ネットから「今度のキャストは大丈夫か」などと揶揄する声もあがるようになっている。だが、過去に不祥事と無縁であることを宣言した本郷であれば、その心配はいらないのかもしれない。

 若き関白・近衛前久(このえさきひさ)役としての起用が決まり、取材会に公家の衣装で登壇した本郷。公家の最高位である関白を演じることに対して、「皆さんが僕に対して頭を下げてくれるのはさぞ気持ちいいんだろうなと楽しみにしています」とコメントし取材陣を沸かせるユーモアも見せていた。

 麒麟がくるといえば、出演が決まっていた沢尻エリカが昨年11月に逮捕され、その余波で急遽の代役起用・撮り直しを余儀なくされたことが記憶に新しい。騒動以降のキャスティングは、関係者も慎重にならざるを得ないところだろう。しかし本郷は2018年末に自身のカレンダーの発表イベントで、「自身の今年の色は?」と問われると「白かなと思います」と回答。「昨今の芸能界は荒れていて怖いので、なるべく悪いことをしないようにと思って」「白く白くひっそりと生きておりました」と不祥事との“決別宣言”をしていたこともあり、“やらかし”とは縁遠い安心感がありそうだ。

 本郷大河出演の吉報に、ネット上では「今すぐ大河を見始めるぞ!」と視聴を決意するファンが続出。さらには「大河に出るって聞いて泣きそう」「寝て起きても本郷奏多大河ドラマ初出演が夢じゃない・・・」など推しの抜擢の喜びを噛み締めたり、「貴族がほんとに似合うな・・・」と本郷公家姿に見惚れたという声が相次いだ。中には「大河からブレイクしたらどうしよう・・・世間の皆様に見つかってしまったら・・・」といったブレイクを“懸念”するファンも見られた。

 闇営業騒動や薬物使用、不倫など、芸能人のコンプライアンス意識が問われる騒動が頻発しているこの時期に、“安心感”というファクターは大きな強みとなるかもしれない。2020年が本郷の飛躍の年となるか。その動向に注目していきたい。

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