地上波レギュラー消滅のとんねるず石橋貴明、裏方の比重が増える?

編集部

 とんねるずの石橋貴明の冠番組『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系)が今年6月いっぱいで打ち切られる可能性が複数のメディアに報じられている。この番組は2018年3月の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)終了後に始まったもので、フジテレビからの完全退場を迫られた石橋の最後の踏ん張りで実現したとも言われている。

 この番組の終了により、石橋の地上波での定期的なレギュラー番組は消滅する。これにより、今後の石橋は、かねてから言われてきた経営者、裏方仕事への比重が高まりそうだ。

「とんねるずは個人事務所のアライバル所属ですが、石橋はそこで社長を務め、相方の木梨憲武はかつて副社長を務めていました。もともと父親が経営者であり、倒産を受けての夜逃げ同然の生活も幼少期に経験しています。そうした血筋は意識しているのかもしれない。さらにネタ的にスタッフや業界人の名前もたびたび出すなど、裏方への興味が強い人物ですからね」(業界関係者)

 さらに、石橋には経営とともにプロデュース気質も持ち合わせている。

「『みなおか』終了年の冬にはワンコーナーだった『ザ・細かすぎて 伝わらないモノマネ』を特番として復活させています。この番組からはさまざまな若手芸人がブレークを果たしていますが、石橋としては若手、特に関東芸人にチャンスの場を多く与えたいと考えているようです。今後は自身が何かをやるよりは、新人の発掘、あるいは彼らが活躍できる場作りへの興味の方が強いとも言えるでしょう」(前出・同)

 石橋は昨年度はインターネット放送局AbemaTVでも特別番組を組み「地上波でできない」企画にチャレンジしている。今後、テレビタレントだけではない石橋の新たな姿が見られる機会もあるかもしれない。(文=相川ナロウ)

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