俳優の柄本時生と入来茉里が、16日に結婚を発表した。
2人の出会いは2008年春のドラマ「私は一本の木に恋をした」。翌年に映画「海の金魚」で再共演し、友人関係を続けてきたが、昨年秋から結婚を前提にした交際がスタートしていた。柄本時生といえば、父親が柄本明、母親が角替和枝という芸能一家。兄も俳優の柄本佑、そして義姉も実力派女優の安藤サクラということで、豪華絢爛な一家に新メンバーが加わる形となった。
この結婚に、芸能界からも祝福の声が上がっている。かつて柄本から告白された経験がありながら、今も良き友人として親交のある女優の高畑充希は、インスタグラムを更新して「congratulations!!!!」とお祝いのメッセージを送った。高畑は、柄本と元AKB48の前田敦子、俳優の池松壮亮と4人をメンバーとする「ブス会」を結成していて、度々SNSでその様子を投稿していた。以前、前田は「絶対に恋仲はありえない」という理由で柄本を週2で呼び出していたこともあったとか。友人同士の気安さながら、どこか虐げられている感のあった柄本にも、このたび幸せが訪れたということだ。
入来は結婚報告のブログで「出会ってからの長い友人関係の中で 彼がどれほど優しく、誠実な人なのかは わかっていたのですが… 昨年から急に『男らしさ』を出してきたのは…ずるいなぁと 笑。とても頼りになる素敵な人だと日々感じています。」と、幸せいっぱいに報告している。
柄本は現在、テレビ朝日で放送中の土曜深夜ドラマ「アリバイ崩し承ります」で、クセのあるオネエの検死官・樋口秀人役を務めている。ドラマは、祖父の跡を継いで時計店を営む主人公が、1回5000円でアリバイ崩しを承り、プライドの高いキャリア刑事と難事件を解決していく謎解きミステリー。15日に放送された第3話は、番組平均視聴率が5.1%、最高視聴率6.0％と深夜枠では珍しい右肩上がりの数字となっていて、同枠で放送された「おっさんずラブ-in the sky-」を超える勢いとなっている。
仕事も私生活も絶好調な柄本。今回のおめでたい報告を受けて、ドラマの注目度もますます上がりそうだ。
