やらせ問題に持論のダウンタウン松本『クレイジージャーニー』復活はある?

編集部

 16日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)において『週刊新潮』(新潮社)で報じられたやらせ疑惑について語られた。記事ではサンドウィッチマンらが出演する『10万円でできるかな』(テレビ朝日系)において、10万円分の宝くじの当選額を検証する企画で、実際は10万円以上の金額が投入されていたと元ADの証言が紹介されている。さらにキノコを栽培する企画では、スーパーで購入したキノコを接着剤で貼り付け栽培したかに見せていたという。

 これを受けダウンタウンの松本人志は「この番組は続いていくのでは」と語り、やらせで終わらされたのは自分の出演していた『クレイジージャーニー』(TBS系)だけと話し笑いを誘っていた。さらに番組について「やりすぎていない。今までで一番ゆるかったと思う。それでも局の方針なんでしょう」と背景を語った。

『クレイジージャーニー』は同時期に発覚した『消えた天才』(同)において、少年野球の試合映像を早回しし、ボールを早く見せていた問題とセットで捉えられてしまった側面はある。『消えた天才』は打ち切り相当だとしても『クレイジージャーニー』を残せば、その間に、どこまでのやらせがOKかの線引が生まれてしまうのを局側が警戒した可能性もある。

 今回の松本の発言からうかがい知れるのは、番組に対する思い入れだろう。

「『クレイジージャーニー』は打ち切り前には、スタッフに対する暴行事件で、番組立ち上げ人の総合演出を務めていた男性が現場を外されています。この男性はもともとダウンタウンの熱心なファンで、自分の得意分野であったバックパッカー旅行をモチーフとした番組を立ち上げています。世界のディープな部分を松本にプレゼンするコンセプトが当たり人気番組となりました」(業界関係者)

 松本は自身で番組の企画構成を務めるなど裏方目線もある人物である。松本の『クレイジージャーニー』スタッフに対する信頼は厚かったと言えるだろう。そのため番組終了を惜しんでいるようにも見え、何らかの形で復活といった可能性もありそうだ。(文=相川ナロウ)

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