優香、小池栄子は例外か。グラビアアイドル「ビジネスは詰んでる」状況で人気グラドルの将来心配

編集部

 グラビアアイドルは、その名の通り、雑誌グラビアを中心に活動するのが本来の姿。そこから人気を広げ、バラエティ番組に引き上げられ、自分の顔や名前が載った雑誌の表紙がコンビニの棚に並ぶようになり、ドラマ、CMとつなげていくというのが、90年代のグラビア全盛時代に確立された、グラドルの出世の王道であった。

「ただ、それで成功したのは、優香や小池栄子、井川遥など、ほんの数人。熊田曜子や磯山さやかが、なんとか生き残っているのが現状。グラビアアイドルと言いながら、雑誌が売れない時代。主戦場を失い、マニアにしか届かないDVDがメインの活動の舞台となっていて、初手から詰んでいる。もはやビジネスモデルは崩壊しています」(芸能関係者)

 そもそも「王道」と言われた、出世コースそのものが“幻”だったという指摘もある。

「確かに、グラビアアイドルで一時代を築いたあの名物社長の所属タレントが、多くの雑誌の巻頭グラビアを飾り業界を席巻していましたが、実は、各雑誌の編集長、グラビア担当デスクらに、毎月、数万円を渡して便宜を図ってもらっていたというのが、あのブームの真実でしたからね。

 また、自分のタレントは脱がせないと言いながら、裏では他事務所のグラドルの大人向けビデオ出演を斡旋するなどの動きもあった。自分が仕込んだアイドルKの大人向け女優デビューが事前に雑誌にすっぱ抜かれると、そうとは聞いていなかったKが激怒して裁判沙汰になりましたよね。すっぱ抜いた編集部からの問い合わせに、“あんなによくしてやったのに恩知らずが! こっちは喧嘩の仕方も知っているんだぞ!”と反社人脈をチラつかせて脅しをかけたという話もありますからね」(出版関係者)

 もちろん、健全な運営、マネジメントでタレント育成を行なっていた事務所の方が多いはずだが、残念ながらそれで生き残ったタレントはほぼいない。結局、この名物社長くらいやらないと、グラドルからスターなど生まれなかったのだろう。今人気の大原優乃や浅川梨奈の3年後は果たして――。

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