成田凌、「変幻自在な演技が高評価」5作品で主演男優賞受賞!多忙でも役をこなす姿勢はホンモノ

編集部

 11日、都内で「2019年 第93回キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が開催され、助演男優賞を獲得した俳優・成田凌が登壇した。昨年の出演作6本の内、5本で同賞を受賞した成田は喜びを語った。ハードスケジュールにもかかわらず、真摯に役を演じる彼に賞讃の声が上がっている。

 映画「愛がなんだ」「翔んで埼玉」「さよならくちびる」など、数多くの話題作に出演した成田は「関わってくださったいろんな人に感謝しかないです」と、話した。司会者から昨年の出演作の多さについて質問されると「自分でもいつ撮ったんだろうと思います」と苦笑い。「愛がなんだと『スマホを落としただけなのに』を同時期に撮っていたんです。そしてさよならくちびるのためにギターの練習をしないといけなかったので、血まみれになりながらギターを練習していました」と裏話を語り、会場は笑いに包まれた。

 そんな多忙にも関わらず、毎回見事に与えられた役を演じきる成田に対しネットでは、「成田くん、忙しい中頑張ってて素敵…」「演技上手いし努力するし、非の打ち所がない超かっこいい泣」と絶賛の声が続出。一方で「無理しすぎず身体を大事にしてくださいね」と、成田の体調を気遣う声も多く上がった。

 成田といえば数々の役をまんべんなくこなす実力派。その中でも“クズ男”はハマり役だとして高い評価を得ている。昨年公開された愛がなんだは、成田がヒモ体質な主人公のクズ男ぶりをフルに発揮させた作品となった。女優・岸井ゆきの演じるヒロイン・テルコとキッチンに立ち、2人でピーマンの肉詰めを味見するひとコマでは、マモルが指にケチャップをつけ、テルコの口に“追いケチャップ”をするという成田のアドリブが披露され、大反響を呼んだ。

 クズ男役をはじめ、変幻自在な演技を見せる成田は今年も飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中だ。1日からテレビ朝日で放送されているドラマ「アリバイ崩し承ります」では、大物国会議員を父に持ち、一見クールでありながら、ツッコミどころ満載という刑事を演じ、好評を博している。

 ストイックに難しい役とも向き合い、期待を超えていく彼の活躍に今後も注目していきたい。

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