7日、人気アイドルグループSKE48の松井珠理奈が、同グループから卒業することが判明した。
10年以上にわたりSKE48のみならずAKB48の看板メンバーとして活躍していただけに、ファンの悲しみはひとしお。体調不良から度々休養していただけに、その具合を心配する声も。卒業日は未定であることから、これからも松井の動向には注目が集まることだろう。
松井はSKE48の1期生として2008年にメンバー入り。応募総数2,670名、最終合格者22名という狭き門をくぐりぬけ、デビューを果たすと、瞬く間にトップアイドルへと成長。デビューから1年後には、AKB48のシングルメンバーに抜擢。12枚目のシングル「涙サプライズ!」に選抜入りすると、前田敦子(AKB48・チームA)とダブルセンターポジションという大役を果たすなど、あまたいるAKB系アイドルのなかでも類を見ない最速ブレイクアイドルと言える。
そんな10年戦士の松井の卒業である。ファンが悲しみの声はSNSだけでなく劇場でも。7日、名古屋・栄のSKE48劇場での公演では、アンコールで薄紫色の大人の雰囲気のロングドレスをまとって登場。作詞をした「あの日交わした約束」を歌い、卒業についてコメントすると、予感していたいのかファンからは静かなうなり声が劇場内に響いたとされる。
気になるのは卒業日だが現在は未定。「卒業までに体調を戻す」とコメントしていることからも、体調面が卒業に関わっていると推測する声もあがっている。卒業発表前の6日には自身のインスタグラムにボクササイズのトレーニング風景をアップするなど、活発な現状がうかがえる。
アイドルのほか女優業やアンバサダーとしても活躍してきた松井。今後のキャリアを描いたうえでの卒業であることは間違いないだろう。どのような展望を描いているのか、本人から語られる日を待ちたい。