DeNA大赤字で「ベイスターズ身売り」? 球団だけは儲かって「欲しがる会社」も

編集部

 ゲーム不振が押し迫っている。ゲーム会社のDeNAが2019年4~12月期連結純損益を発表し、501億円の赤字となったことが明らかになった。

 前年同期は80億円の黒字だっただけに、今期は大幅な損失を計上となった。20年3月期業績予想は公表していないが、大幅赤字になる見通しで上昇の材料が乏しいという。要因はゲーム事業が不振で、昨年8月に配信を始めた「ポケモンマスターズ」がトラブルがつづきヒットとはならなかったことが痛かった。

 本業で業績を落とし莫大な赤字を抱えたことで、ウワサされているのがプロ野球「DeNAベイスターズ」やプロバスケットボール「川崎ブレイブサンダース」の身売りだという。

「特にベイスターズは営業努力のおかげで近年、チケットを取ることすら難しい人気球団に育ちました。横浜スタジアムの運営会社を友好的TOBで子会社化し本拠地球場の権益を取得。ヨコハマのブランドを生かしてさまざまなイベントやコンセプトを打ち出しボールパーク化を推進させた功績は大きく、赤字体質だった球団を付加価値の高いものに成長させました。

それだけにこのまま親会社が莫大な損失や赤字がつづいて資金繰りや苦しくなれば、親会社の存続のためにベイスターズを他企業に高値で売り抜く恐れが十分あります」(全国紙記者)

 DeNA本体の現金預金は約850億円とされ、運転資金は約250億円といわれている。赤字が続けば新たな手を打たざるをえない。本業が行き詰まるなか「ベイスターズ」や「川崎ブレイブサンダース」のスポーツ事業は黒字で188億5000万円の売上高、37億1000万円の営業利益を誇っている。

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