「乃木坂46」の白石麻衣にとって卒業ソングとなる、3月25日発売25枚目シングル（タイトル未定）の選抜メンバーが、2月2日放送のテレビ東京系バラエティ番組「乃木坂工事中」で発表された。センターを白石が担当、主要メンバーには白石と同期の1期生メンバーが勢ぞろいする。同期が白石の卒業に花を添え送り出す形になるため、ネットで大きな反響を呼んでいる。
選抜メンバーは全部で22人。1、2列目は11人編成の“十一福神”となり、白石のほか星野みなみや、齋藤飛鳥、村松沙友理、中田花奈、秋元真夏ら、全員が白石と同期の1期生メンバーで固められた。番組MCを務めるバナナマンも驚き、日村勇紀は「鳥肌が立った」とコメント、相方の設楽統は「乃木坂の歴史というか重みを感じる選抜というかね…」と語った。
グループの卒業生で女優の生駒里奈は、自身のインスタグラムで「乃木の25枚目シングル選抜を見て。じーん。ってなった。私は後輩もだけど、今乃木を守ってくれている同期が誇りです。有難う」とコメント、感謝とエールを送った。
ツイッターではこの運営の粋な計らいに対し「ありがとう運営 完璧な選抜です。流石すぎます」「すごかったなー。まいやんを見送るために一期全員が福神なんてエモすぎでしょ‼︎」「ファンの想いに気付いてくれるってことが嬉しいですし、僕たちの一番の理想の選抜にして下さって本当にありがとうございます」などといった、感謝と喜びの声が上がっている。
2011年に結成した乃木坂46で約9年間、第一線で活躍し続けてきた白石。2013年にはファッション誌「Ray」の専属モデルに起用され、2018年に卒業するまでモデルとしても活躍した。また、2017年に発売した2ndソロ写真集「パスポート」（講談社）は発売から4年目の今も売れ続けていて、累計発行部数38万部を突破、異例の大ヒットを記録、昨年12月にはその功績が評価され、「野間出版文化賞・特別賞」を受賞した。グループのエースとして活躍の場を広げ、高いプロ意識でグループを牽引してきた白石の、その人気の高さは本物だ。
卒業に向けて、まだまだ多くのイベントが残っている。メディアへの露出もさらに高まるだろう。白石の今後の更なる活躍が今から楽しみだが、まずは3月発売の最強布陣が組まれた卒業ソング、存分にその感動を見届けたい。
