ピエール瀧、1年での芸能活動復帰に非難、業界の事情も関係?

編集部

 昨年3月にコカイン使用容疑で逮捕され、懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の有罪判決を受けたピエール瀧の芸能活動復帰が報じられている。2月末に行われる映画「ゾッキ」の撮影に参加するもようだ。逮捕から実質1年弱での芸能活動復帰に時期尚早といった批判が殺到している。

 ただ瀧は所属する電気グルーヴが、ソニーミュージックアーティスツとのマネジメント契約を終了し、昨年11月から新マネジメント会社を立ち上げている。ただ、そこでもミュージシャンとしてのピエール瀧は復帰していない。早期の復帰には映画業界独特の事情も関係していると言える。

「今回、瀧が撮影に参加する映画は、今秋公開、来年公開と複数の時期が報じられています。映画はいざ撮影を行っても、その後の撮影や、宣伝に時間をかける必要があります。映画の公開日を『芸能活動の復帰』と捉えるならば、必ずしも時期尚早でもないとも言えるでしょう」(業界関係者)

さらに映画は、観客動員数がなければすぐに打ち切られてしまう。そのため、事前の宣伝にどれだけ力をかけられるかが勝負といえる。これは悪く言えば、話題になるものは何でも理由するくらいのスタンスでなければいけない。ピエール瀧の映画復帰作といった「話題作り」を急いだ可能性もある。さらにピエール瀧自身の事情も関係していると言えるだろう。

「現在のピエール瀧の所属は、いわば電気グルーヴの個人事務所といった位置づけでしょう。当然ながら逮捕で生じた莫大な損害賠償金額をこれから返してゆかなければいけません。最低でも億単位でしょうから、何がなんでも稼いでいかなければいけない事情はあるでしょう」(前出・同)

 今回のキャスティングは非難は織り込み済みといえるが、今後はどうなるか引き続き展開に注目といったところだろう。(文=相川ナロウ)

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