「昨年の中日在籍時、春季キャンプでファンと接触した際に右肩を痛めた事件がありました。結局、松坂はその故障が響いてオフに中日側が戦力外通告。西武としても、昨年の二の舞だけは避けたいという思いからの対応でしょう」(同)
そんな状況もあってか、2日には松坂がサイン会を実施。あっという間に300人ほどのファンが100m以上の列を作ったという。
「何回か『18』って書いちゃった」と、思わず以前のエースナンバー(現在は16)を書いてしまった松坂。この日は肌寒い中、ノースリーブで登場してファンを沸かせるなど、調整は順調なようだ。
入団の際、渡辺GMからは「最後の花道というイメージはない。引退とか考えずにいけるところまでいってほしい」と“完全復活”要求もあった。無事にキャンプを終え、かつてのような大活躍を多くのファンが待っている。