生田斗真「圧倒的演技力」超人気劇団・新感線の“準劇団員”に!いのうえ歌舞伎で新境地開拓も

編集部

 2020年劇団☆新感線39興行・春公演 いのうえ歌舞伎「偽義経冥界歌(にせよしつね めいかいにうたう)」が2月から東京と福岡で上演される。脚本は中島かずき、いのうえひでのりが演出、生田斗真が主演を務める。

 “奥州三代”“義経黄金伝説”をモチーフにした本作は、主人公の偽義経こと源九郎義経を中心とした群像劇のような、それぞれの人間ドラマをも堪能でき、もちろん新感線ならではの笑いたっぷり、殺陣、アクション満載の王道エンターテインメント作品だ。義経が奥州に匿われていた史実を元に、ファンタジーも散りばめつつ、歴史ミステリー好きの心をくすぐる驚きの展開が繰り広げられる。

 主人公の偽義経を演じる生田は、2016年より新感線には4度目の出演で、劇団員らとも親交が深く“準劇団員”と呼ばれるほど。ジャニーズ事務所に所属しながら、歌手ではなく俳優としての活動に重きを置く、異色の存在である。そんな生田は本作に対し「いのうえさんが作りたい劇団☆新感線であり、お客様が観たい劇団☆新感線の舞台ができたと思っています。いのうえ歌舞伎でしか見られないスペクタクルです」とコメントを寄せている。

 また、共演する女優のりょうは生田について「素晴らしい座長で。全体を見ていらして『りょうさん、ここはこうやったらもっと面白いんじゃないか』とか伝えてくれますし、本当に頼りになります。バカとは言いませんがとてもチャーミング。そのチャーミングなところが、斗真くんの魅力だと思っております」と語った。

 2019年にはNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で重要な役を務め、話題作への出演が続く生田。その俳優歴は長く、1997年にNHK連続テレビ小説「あぐり」で子役デビューを果たして以来、数々のドラマや映画作品に出演してきた。かつて荒戸源次郎監督から「50年に1人の映画俳優」と称賛されたことも。

 俳優の道を邁進し続ける、ジャニーズ事務所異色のアイドルは、世紀の美男子から闇を抱え苦悩に満ちた役柄、はたまた不老不死のヴァンパイヤまで、その幅広い役に真摯に向き合い、完璧に演じきる役者魂を磨き続けている。生田が演じる渾身の偽義経も、彼にとって新たな境地となるに違いない。

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