今泉佑唯「アイドルから女優へ」セカンドキャリアは大成功!欅坂メンバー卒業後のロールモデルに

編集部

 2018年に欅坂46を卒業した今泉佑唯。卒業後は部隊やドラマを中心に女優としての活躍の場を広げている。3月6日に公開される映画「酔うと化け物になる父がつらい」では、女優の松本穂香が演じるヒロインの妹役として、明るい女の子役を演じる。

 映画は、アルコール依存の父と新興宗教にのめり込む母のもと育った主人公・田所サキ(松本)が崩壊していく家族のなかで、がむしゃらに未来を見つけていく物語。今泉はサキの妹・フミの役で、笑顔を絶やさず家族を明るく照らし続けるどころを演じる。原作はアルコールに溺れる父を持つ作者・菊池真理子の実体験によるコミックエッセイ。毎晩酒に溺れ化け物になる父の姿をユーモラスに描きながらも、家族が迎える衝撃の展開とラストには「涙が止まらない」と大きな反響を呼び話題となった。

 初めての映画撮影を終えホッとしたという今泉。撮影現場では姉役の松本にアドバイスをもらっていたといい「本当のお姉ちゃんのような存在」だったようで、息の合った姉妹の姿も見逃せない。2019年に舞台「熱海殺人事件LAST GENERATION 46」に出演した今泉は、2020年2月6日公開の映画「転がるビー玉」にも出演、3月からは主演舞台「あずみ〜戦国編〜」がスタートするなど、着々と女優としての道を歩き始めている。

 演技経験がほとんどないアイドルから女優へと転身を遂げた今泉だが、演技を始めた当初は周りに追いつけないプレッシャーから逃げ出したくて毎日泣いていたのだという。だがその苦しさを乗り越えて、演り切った達成感が彼女をまた次の作品へと駆り立てているのだとか。いつかは自分が出演するドラマの主題歌を歌いたいと夢を語る。

 アイドルから女優への道は、決して容易なものではない。話題性だけでは、先が続かない。今泉はその最初の壁を突破し、しっかりとした足取りで女優としての道を歩き始めたように感じる。

 アイドルとして愛された今泉に、新しい魅力が加わってぐんぐんと進化していく、今後の活躍が楽しみである。

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