姉妹グループ同士で、人気が逆転した感すらある。
アイドルグループ「日向坂46」の躍進が止まらない。昨年2月に「けやき坂46」からグループ名を変更した日向坂は、デビューシングル「キュン」で“女性アーティストデビューシングル”の歴代最高初週売上げを記録。その勢いのまま年末にはNHK「紅白歌合戦」にも初出場を果たした。今年も2月発売の4thシングル「ソンナコトナイヨ」が発売前から話題となるなど、さらなる飛躍を予感させている。「欅坂46」の妹的グループだった日向坂だが、欅坂の相次ぐメンバー離脱を横目に、その人気を盤石なものにしている。
日向坂の最新シングル・ソンナコトナイヨのMVが、22日に公開。前髪を切る仕草のキュートな“チョキチョキダンス”などが話題を集め、シングルリリース前から世間の注目の的となっている。カップリング曲「青春の馬」も、日向坂のメンバーが多数出演する日本テレビで放送中のドラマ「DASADA」の主題歌になっており、歌・演技ともにその評価を着実に向上させている。
年末の紅白で3グループ全てが集結した“坂道グループ”。だが年明け早々の6日には「乃木坂46」の絶対的エース・白石麻衣の卒業が、23日には欅坂を結成時から支えてきた不動のセンター・平手友梨奈を含む4人の卒業・脱退・活動休止が発表された。そんな他グループが大きな変化を迎えたタイミング、着実に成長を重ねていく日向坂が“坂道グループ”を引っ張っていく存在へと変貌してきているようだ。
ネット上でも新曲のMVを見て「キター」「もう最高でしたっ」「早く発売なんないかなー」などの喜びの声が殺到。中には「もう一回みて仕事します」といった、激しいダンスを魅せるメンバーに元気をもらったという報告や、「ちょきちょきダンスに合わせて髪型変えてある！」と細かなポイントまで目ざとく見つける熱心なファンも現れた。
新曲の激しくも可愛いダンスで多くのファンを魅了した日向坂は、2年目を迎えた今年どんな成長を遂げるのだろうか。これからも日の当たる道を上り続けて、次のステージへと進んでいく日向坂に大きな期待が向けられている。
