ロンブー亮「元1号」にふさわしい活躍ぶり

編集部

 ロンドンブーツ1号2号の田村淳が「ロンドンブーツ2代目1号」を襲名したと発表し話題となっている。先日、芸能活動への復帰を果たした相方の田村亮から「1号から身を引きたい」と申し出があったようだ。

 ロンブーといえば、バラエティ番組のMCのほかビジネス系番組、大学院生などマルチに活躍する淳の方が目立っている。対する亮は、雨上がり決死隊の宮迫博之とともに開いた記者会見の口下手な姿などが目立っている。だが、コンビ結成時は両者のポジションは異なっており、亮は「1号」にふさわしい活躍を見せていたと言える。

「ロンブーは、1993年結成。吉本興業の芸人養成所であるNSCは経ていないオーディション入所組です。その前に、インディーズのお笑い団体のメンバー同士として知り合いました。当時は、亮の方が年齢も、お笑いキャリアも上であり、ネタ作りなども担当していたようですね。『淳にお笑いを教えたのは亮』といった逸話もあるほどです」(芸能関係者)

 今ならば信じられない話だが、ロンブー淳が現在のポジションを築きあげたのは後付であるとも言えるだろう。爆笑問題の太田光は、新人時代の淳の印象を「救いようのないバカだった」ともふりかえっているだけに一理ある話ではありそうだ。

「お笑いコンビは、車の両輪のように支え合う存在だと言えますね。不仲で有名だったオール阪神・巨人は、お互いの私生活や病気で沈んだ時期に相方を支えることで、絆を回復していったと言われています。さらに、相方が先に売れるも、現在は『じゃない方』だった側が活躍している例としてはフットボールアワーの後藤輝基、くりぃむしちゅーの有田哲平などがいますね」(前出・同)

 ロンブー淳が、いまだに亮を支える覚悟を表明しているのも「亮がいたから自分が売れた」といった感謝の思いがあるためかもしれない。(文=相川ナロウ)

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