中村倫也「変人イケメン探偵」を熱演!華々しい活躍のウラには長い下積み生活あり。そのストーリーにファン涙

編集部

「海月姫」や「東京タラレバ娘」で知られる人気漫画家・東野アキコ原作のドラマ「美食探偵 明智五郎」が4月からスタートする。主人公を務めるのは、約13年ぶりに連ドラに主演する中村倫也。

 容姿端麗だが変わり者の探偵が、類まれなグルメの知識で殺人事件を解決していく一風変わったサスペンスドラマだ。中村は「原作を読ませていただいて、ようこんな見目麗しい、整った役を薄顔の男に持ってきたな…と(笑)」と、笑いを誘いながらも意気込みを語っていた。

 中村と言えば、年末に2019年のニュースを彩った人物や記事を表彰した「LINE NEWS Presents NEWS AWARDS 2019」で俳優部門を受賞した。2018年のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で知名度を上げてから、昨年は実写版「アラジン」のアラジン役の吹き替えをオーディションで勝ち取り、紅白歌合戦でもその美声を披露した。

 そんな輝かしくも見える中村の俳優人生だが、実はデビューしたのは2005年。ここまでくるのに、10年以上の長い下積み時代があったのだ。仕事がなく、引っ越しの日雇いアルバイトなどをしてきた。本人もバラエティなどで「腐ってました、仕事がなくて」と話す。「引っ越しばっかりやっていて、ものすごい暑い中作業して。ドラックの助手席に乗っている時に『あれ、俺役者だよな?』と、ふとすごい虚しくなって」と、そこからはスパッとアルバイトを辞めて、役者業に専念する決意をしたと言う。

 ここまで遅咲きだと、普通の芸能事務所なら契約解除されていてもおかしくはない。しかし、「彼には俳優としての価値がある」とその将来性にかけてきた事務所の社長はずっと契約更新を続けてきたという。「年月が経てば、絶対に彼の良さは伝わる」と信じ、悩み苦しむ中村に「そのままでいい」と言い続けてきたそうだ。この話がドキュメンタリー番組で披露されると、ネット上には「渋谷方面に向かって足向けて寝れない」「とにかく中村倫也がお茶の間に届くまで守ってくれてありがとうしかない」といったファンの声が溢れた。

 社長が見込んだ通り、中村は花開いた。人気俳優の仲間入りを果たした中村が、美食探偵としてどんな演技を見せてくれるのだろうか。今年も彼の活躍が楽しみでならない。

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