「この話を聞いた時に、真っ先に思い出したのが、2014年3月31日にフジテレビ系列で放送された『笑っていいとも！ グランドフィナーレ』で、ダウンタウンさんととんねるずさん、爆笑問題さんが共演を果たした時にすごい話題になったという事ですね。勝俣さんの話は90年代でしたが、近年までこうした風潮って言うのは続いていたんだなあという。この共演について、後にとんねるずの石橋さんが語ったところによれば、もともと三者は時間をずらして出演することになっていたそうです。
でも、爆笑問題さんとダウンタウンさんの間には不仲問題があったものの、とんねるずさんと両者の間には全くなかったらしいんですよ。こういう忖度みたいなものが嫌だから乱入したと。だから、本人たちというよりも、周りがこうやって忖度してしまうっていうのは、わりと今でもある事なのかもしれませんね」(芸能ライター)
今は政治の世界でも忖度という言葉が度々話題になるが、悪しき習慣は芸能界にもあったということだろうか。今後、こうした垣根を取っ払い、郷かな共演を果たす番組が増える事を願わずにはいられない。
