アイドルグループ・CHA-CHAのメンバーとして活動後、長らくタレントとして様々な番組で幅広く活躍するタレントの勝俣州和。そんな彼が以前の芸能界にあった“闇”を暴露し、話題となっている。
勝俣は21日に配信されたオリコンニュースのインタビュー記事の中で、90年代当時にとんねるずをはじめとして、ウッチャンナンチャンやダウンタウンといった超大物たちと分け隔てなく絡んでいくというスタイルを貫いていたことについて聞かれた際、「これは今だから言えますけど、何回も潰されかけましたよ」と衝撃の告白。
続けて、「当時はそれこそウンナンと仕事したらとんねるずとは仕事しちゃいけない、ダウンタウンとも仕事をしちゃいけないという暗黙のルールが存在していたんです」「番組スタッフの偉い人から『どっちを取るんだ。ハッキリしてくれ!』って何度も迫られましたね」と、当時は業界に大物自身はもちろん、共演者のバッティングを避けようとする雰囲気があったことを明かした。
勝俣は当時の状況について「もうね、巨大空母にたった1人ビート板で向かっていくようなもんでしたよ(笑)」と独特の例えを用いて表現。自身がそのスタイルを続けることができた理由について「大きな事務所じゃなかったのが良かったねって(笑)。(中略)もし大きな事務所さんだったらまんべんなく共演するということは絶対に無理だったでしょうね」と、大手事務所に所属していなかった点が、当時のタブーを破ることに繋がったと述懐した。
この件について、ネット上では「スタッフがなんで勝手にそんな忖度をするんだろう?」「本人たちが言ってもないのに勝手に派閥ができているとかこわい」と、当時のテレビの派閥争いについて違和感を持つという声が多数。
そんな中を独自のスタイルを貫いて生き残ってきた勝俣についても「ずっとテレビで続けているのはすごいよね」「茶の間がこの人を好き嫌いは別として、誰とでも共演できる勝俣はコミュニケーション能力が凄く高いよね」と、賞賛の声が挙がっている。