元木大介「巨人監督」現実味……おバカキャラを払拭の「野球脳」と「兄貴肌」

編集部

 タレントで読売ジャイアンツで指導者を務める元木大介氏が、次期監督候補に急上昇していることが分かった。

 元木は2005年に現役を引退した後、タレントに転身しバラエティー番組「クイズ!ヘキサゴン」やVシネマに出演して人気を博しその傍らでラーメン店を経営するなど多彩な活動を行っていた。

 2019年に原辰徳監督からオファーを受けてジャイアンツの一軍内野守備兼打撃コーチに就任。2020年からはヘッドコーチに昇格していた。

「監督から今最も厚く信頼されています。試合において自チームの選手はもちろんですが相手投手、相手守備位置、相手ベンチとすべてを見る観察眼は、現役時代から卓越したものがあります。展開を読む洞察力と集中力、そして野球脳ともいわれる知識を豊富に持っていますよ。そしてなにより空気を読む力、状況判断にもすぐれていて監督が何を考えているのか、どういう判断を下さないといけないのか、あうんの呼吸で動くことができ、監督の思っていることを的確なタイミングで自然と選手に伝えることができます。そういったことが信頼につながっているのでしょう」(スポーツ紙デスク)

 また年下の選手からは慕われ、兄貴分のようになっているという。

「ミスしたことについては烈火のごとく怒るなど要求することは厳しいですが、決して無理強いすることはありません。全選手と会食してコミュニケーションをふかめ対話を重視しています。選手に不満がたまっているとみるや、監督に意見してくれます。きびしさがあるなかでもイジられることもいとわない。明るいキャラクターと激しいシゴキ、アメとムチをうまく使いこなしているので選手もついてくるのでしょう」(同)

 以前は、おバカキャラとして木下優樹菜やスザンヌらと番組を盛り上げていた元木だが、今や立派なジャイアンツの監督候補最右翼なった。

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