21日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)において、芸人の謹慎問題について語られた。
misonoのYouTube動画に島田紳助氏が出演した件でいまだに「反社(会勢力)とつながってるから許さない」といった批判の声があったことに太田光は「もう何年も経ってるんだから別にさ」苦言を呈し、さらに「これで今度、(ロンブーの)亮が復活するっていうけど、そろそろ徳井は出てきていいんじゃないか」と納税漏れ問題で謹慎中のチュートリアルの徳井義実の名前を出した。
太田は「ズボラだったんだろうけど、(税金を)払ってるんだからバカだったでいいじゃない」と話した。さらに闇営業問題で謹慎を続けていたロンドンブーツ1号2号の田村亮は復帰したものの、雨上がり決死隊宮迫博之の復帰はかなっていない。宮迫よりあとに謹慎をはじめた徳井が復帰すれば「時期尚早」といった批判が生ずるのは必至だ。過去の芸人不祥事に比べても、謹慎期間は長期化している傾向は見られる。
太田もそうした事態を憂慮しているようで「出てくるタイミングないじゃない」と話した。これには相方の田中裕二が「4月の改編くらいじゃないか」と具体的な予測も行っていた。
確かに改編シーズンの復帰となれば、一つの区切りとはなりそうだ。それでも生ずるであろう批判を織り込み済みで復帰をする必要がある。太田はそうした配慮がめんどうくさいようで「硬いこと言うなよ。お前らいいじゃねえかよ。もう全員出てくればいい」と放言で笑いを誘っていた。
太田はかねてより芸能の世界は、普通の仕事ができないはぐれ者の集まる場といった持論を持っている。今回の発言もそうした思いがあふれたものと言えるだろう。(文=相川ナロウ)