伊集院光、大河ドラマのネタバレ問題に持論

編集部
伊集院光、大河ドラマのネタバレ問題に持論の画像1『伊集院光深夜の馬鹿力』TBSラジオ 公式サイトより

 20日深夜放送の『伊集院光深夜の馬鹿力』(TBSラジオ系)において、19日に放送がはじまったNHKの大河ドラマ『麒麟がくる』の話題となった。

 伊集院は視聴率が不調だった前作の『いだてん:東京オリムピック噺』に関しては「飛び飛びで見ていても、けっこう面白かったり泣いたりした」と感想を語り「歴史ファンから不評だった『いだてん』に対し、歴史ど真ん中の『麒麟がくる』を見てみたんだけど、全然大河初心者だから」と語り、見方がよくわからないと語った。

 さらにかつて夫人が『篤姫』にハマっており、その時に番組ゆかりの場所である上野を散歩し、ふいに伊集院が「徳川慶喜で江戸時代終わりじゃん」と話すと、夫人から「最悪。ネタバレした。なんで言うの」と怒られてしまったという。

 伊集院は「大河の楽しみ方がいまいちよくわかってない。歴史が苦手な僕でも、クイズ番組とか出ているんで江戸時代の最後の将軍の名前くらいはわかっている。そういうのはわかって見るんだよね。『麒麟がくる』の第一話で斎藤道三出てきた段階で、恐らくこれがどうなるかってわかる。それをわかって楽しむものだとすると全然わからない」と話した。もちろん、大河ドラマをはじめ歴史系のドラマにはフィクションの要素もあるため「まったく突飛なものはダメでも、何となく辻褄合って面白いなというのを楽しむ」方法があるとはいえ、そちらに関してもよほどの歴史マニアでない限りは難しいだろう。

 伊集院はこのほか「ものすごい色が鮮やか。フォトショップで加工する時に彩度を無理やりあげていくとなるみたいな色をしていた」と、意図的なものであるとしても違和感があったと語っていた。

 濃姫を演じるはずだった沢尻エリカの逮捕により代役として川口春奈が立てられるなど、波乱含みのはじまりとなった『麒麟がくる』は、ファンも多い戦国時代が舞台である。伊集院が指摘した通り、「史実と異なる歴史のイフ」をどれだけ盛り込めるかがポイントと言えるかもしれない。(文=相川ナロウ)

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