松坂桃李「今度はオタク役」2021年公開の主演映画で新境地開拓!?カメレオン化が止まらない

編集部

 19日、俳優・松坂桃李が漫画家・劔樹人の自伝的青春コミックエッセイを実写化した映画「あの頃。」で主演を務めることがわかった。

 松坂が演じるのは「ハロー!プロジェクト」のアイドルにのめり込む“ハロプロオタク”。昨年大ヒットした映画「愛がなんだ」で監督を務めた今泉力也がメガホンをとり、脚本は「南瓜とマヨネーズ」の冨永昌敬が手掛ける。これもまた、話題作となることが期待される。

 ここ数年の松坂のカメレオン俳優ぶりは目を見張るものがある。顔立ちがさわやかなこともあり、今まで正統派で綺麗な役が多かった彼だが、最近では悪役や陰のある役など、個性際立つ役にも挑戦している様子が伺える。

 2017年に公開された映画「彼女がその名を知らない鳥たち」では、主役の蒼井優演じる十和子を騙して都合のいい女として扱う悪役を熱演。家庭を持ちながらも甘い言葉で十和子を誘惑するクズ男ぶりには、ファンからも「演技がリアルすぎて嫌いになりそう」との声が上がるほど。これまでの彼のイメージを覆すような圧巻の演技を見せた。

 さらに、松坂は2018年に公開された映画「娼年」で主役を務める。恋愛も大学生活も退屈に感じ、さまざまな理由で男性を買う女たちと接する陰のある少年を見事に演じて大きな話題を呼んだ。女性客を中心に高い評価を集めたこの映画は、公開6週目には興行収入3億円を突破。応援上映のチケットは即完売となった。

 そんな彼が次に演じるのは“オタク”役。前述のような汚れ役であっても“イケメン”というキャラ設定は崩さなかった彼が、今回、オタクに変身する。それも、大学院受験に失敗し、彼女なし、お金なし、楽しいことなど何もないどん底の生活を送っていた男である。松坂は、冴えない男を演じ切れるのだろうか。同作は2021年公開予定。彼の新境地に注目したい。

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