乃木坂46の次世代エース、山下美月のソロファースト写真集が発売を目前に大きな話題を呼んでいる。
“絶対的エース”と称される白石麻衣の時もそうだったように、写真集発売前の重版決定は乃木坂46の鉄板とも言える戦略だ。しかし、ここにきて白石を上回る数の重版をかけてきたのが、今月21日にソロファースト写真集「忘れられない人」を発売する山下美月だ。情報が解禁されて以降ネット書店で1位となり、特典内容などが発表されるたびに予約や問い合わせが各書店に相次いだ結果、坂道グループのソロファースト写真集として史上最多の初版15万部を叩き出した。これは、白石麻衣の初版13万部を上回る数字だ。
ネットを探れば写真や動画などの無料コンテンツがあふれる中で、写真集は1万部が売れればヒット作というのが定説だ。それを知れば、15万部という数字がいかに驚異的かよく分かる。しかし、写真集の公式SNSにアップされているオフショットやムービーを見ていると、誰もが思わず見とれてしまうのではないだろうか。どんなショットからも、瞳の奥に宿る真摯な思いが伝わってくるようで、ふとした瞬間のはじけるような笑顔は、言うまでもなくたまらなくかわいらしい。
山下は公式ブログで「肌の面積は多くても 美しいという言葉が勝ってくれるような 強い意志を持って撮影に挑みました」と綴っている。ただ肌を見せて媚びるのではない、その凜とした姿勢に、女性もおおいに共感するところがあるだろう。それに山下は「CanCam」の元専属モデルだけあって、その顔立ちは女性の理想とも言える。男女問わず惹きつける、これが国民的アイドルグループである乃木坂46の、次世代エースと期待される山下美月の実力なのだ。それを思えば、15万部も納得の数字なのかもしれない。
撮影は、山下が「ずっと行ってみたかった」と言うフランス・パリで行われた。それも専属モデルとなってからの付き合いで、気心の知れた「CanCam」の撮影チームが手がけているから、彼女の身体と心が存分に表現された一冊になっている。
現在20歳の山下。もうあどけない子どもではない、ひとりの大人の女性として花開いていく彼女から、ますます目が離せない。
