オリラジ中田敦彦、YouTube動画不評の原因は受験脳?

編集部

 オリエンタルラジオのあっちゃんこと中田敦彦のYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」の内容が物議をかもし出している。中田は2019年4月より、ホワイトボードを駆使した講義スタイルで、歴史や政治経済を講じている。こうした場では避けられがちな宗教関連のトピックを扱っているのも特徴的だ。

 だが、その内容が間違いだらけだと言われている。中田の動画のスタンスは、今話題のトピックについて「ざっと知る」ことを目指すもの。だが細部においても間違いが無数に見られるようだ。こうした動画が出来てしまう背景には、中田の「受験脳」の影響もありそうだ。

「中田の出身高校は、最難関校の一つとして知られる東京学芸大学教育学部付属高校です。この学校に入るために、椅子に体を縛り付けた勉強して失神してしまったといったエピソードは新人時代によく話されていましたね。さらに同時期にアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(テレビ東京系)の綾波レイに“ガチ恋”をしてしまったのも有名です」(芸能関係者)

 高校卒業後は1年間の浪人生活を経て、慶應義塾大学経済学部に入学する。在学中は授業そっちのけで、お笑い芸人を目指し相方探しに奔走する。そのほか、アルバイトに精を出し、そこでのちに相方となる藤森慎吾と知り合い吉本興業の芸人養成所であるNSCに入学する。大学在学中にブレークを果たしたため、2回留年し6年かけて卒業している。こうした経歴からもわかる通り、中田は「受験勉強」はしていても、個人の興味をじっくりと掘り下げていくタイプの勉強はしていない。そうした機会が得られる大学の3~4年次は、中田はすでに芸能活動に忙しかった。

「中田の勉強法は、要点をキーワードなどで整理して、それをつなぎ合わせていくものだと言えるでしょう。これは本番前の一夜漬け的な試験対策であり、受験勉強のテクニックとしては通用しても、何となく全体像を捉えるように見えるだけあり、粗が目立ちます。時間をかけて勉強するか、専門家の監修をつけるといった対策が必要なのではないでしょうか」(予備校教師)

 中田に必要なのは初歩から学ぶ謙虚さと言えるかもしれない。ただ、そうした平身低頭な姿勢では、動画のキャラクターが成立しないも確かであり、難しい選択を迫られそうだ。(文=相川ナロウ)

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