見え透いた展開のギャンブルを見せられることほど、つまらないものはないだろう。

 10日に公開された映画「カイジ ファイナルゲーム」の出来がネット上で話題となっている。しかも、良い方向でなく悪い方向に。原作漫画も高い人気を誇り、前作映画から9年ぶりの新作とあってファンから注目を集めていた同作だが、公開されるとその評価は手厳しいものばかり。中には悪かった部分を的確に指摘しつつ、「ハナクソチンパンジー映画」と、意味はわからないがよほど期待外れだったことは強く伝わってくる罵り方をするファンまで現れる始末。期待値が高かっただけに、裏切られたファンの怒りは相当のようだ。

 “カイジ”は福本伸行が描くギャンブル漫画シリーズ。“限定じゃんけん”といった作品オリジナルのギャンブルや、「ざわ・・・ざわ・・・」など印象的な表現がファンの心をつかみ、アニメ化・実写映画化も果たしている人気作品だ。映画は2009年に第一作「カイジ 人生逆転ゲーム」が公開されると、主人公・カイジ役の藤原竜也の熱演が大ウケ。2011年に2作目も発表され、今作は9年ぶりの新作で“ファイナル”と銘打った集大成でもあったのだ。

 だが蓋を開けてみれば、ネット上の感想は「ストーリーが御都合主義のハナクソチンパンジー映画」「ラストが完全に読める」「TSUTAYAの100円コーナーにふさわしい」など酷評の嵐で大炎上。加えて出演者の元「AKB48」篠田麻里子が11日に自身のTwitterで映画を告知するも、「#カイジファイナルゲーム」とタグ付けすべきところで「カ」を「ガ」と誤字。意図せずネットスラングとなってしまい、悪い意味で注目を集めてしまった。

「漫画の実写映画化は必ず失敗する」と言われるほどヒット作の少ない中で、カイジの前2作はファンからも絶賛されるほどの人気を得ていたのは間違いない。その期待値は、公開直後の土日2日間で24万人以上を動員し「アナと雪の女王2」に次ぐ観客動員数2位という好結果からも明白だ。そこで多くの人の期待を裏切ってしまったことが、今回の炎上の引き金になったようだ。

 今作も2作目と同様、原作者の福本が脚本を担当しているのだが、思いもよらぬ反応に本人も落胆しているのではないだろうか。制作側・ファン側が双方納得できる“ファイナル”を迎えるために、ぜひとも「本当の最後」の制作を検討してもらいたいところだ。

カイジ最新映画「展開が小学生レベル」期待外れのクオリティにファン激怒で大炎上のページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!