11日、日本テレビで放送されたドラマ「トップナイフ―天才脳外科医の条件―」の初回が放送された。視聴率は13.0%とかなりの高視聴率である。

 2020年に入り、初の医療ドラマとなる同作で主演を務めるのは天海祐希。彼女が繰り出す迫真ある演技は視聴者から大好評である。天海の好発進に、高視聴率女王の座に迫るような期待が高まっている。

 同じ医療系ドラマとして避けては通れないものが、昨年末に第6弾の放送が終了したテレビ朝日のドラマシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子」である。第6弾のドクターXの全10話平均視聴率は18.5%であった。並々ならぬ数字であるが、歴代シリーズの中では最低の数字。ドラマの脇を支えてきた西田敏行や岸部一徳らの高齢化も進み、迫力も落ちてきているように見える。そんな落ち目にかかりそうなドクターXを打倒するぞと言わんばかりに各テレビ局が、各々の新たな医療ドラマを放送するという群雄割拠の事態に。その中でも、ひと際力の入れ具合を感じさせるのが、6年連続で年間視聴率三冠王を獲得している日本テレビのトップナイフである。

 同ドラマは、わずか0.1ミリの手元の狂いが患者の生死を分けるというプレッシャーの中、手術はすべて成功して当たり前という「トップナイフ(最高の医師)」たちがそれぞれに抱える秘密を巡る医療系群像劇。天海は天才脳外科医で“女帝”と称される深山瑤子を演じている。女優・米倉涼子が演じるドクターXの天才外科医・大門未知子の決め台詞である「私、失敗しないので」は、天才外科医が完璧な手術を求めていく有様を描いたドラマであることをも集約している。一方トップナイフは、失敗しないのは“当たり前”であり、完璧であることの苦悩を描くというドクターXの一歩先を行く内容であり、ドクターXに対する露骨な敵対心を呈しているとも見える。

 そんな打倒ドクターXに燃えている同ドラマを支えているのが天海である。今回は、椎名桔平演じるスター脳外科医・黒岩健吾との衝突がメインの回であった。黒岩との迫真のやり取りを見た視聴者は、ネットで「ヤバ!やっぱり天海祐希の演技うますぎる」「女帝感溢れる役柄似合いすぎて顎外れるわ」と、最早達人の域にある天海の演技に賞讃の声が相次いだ。元宝塚歌劇団月組のトップスターという実力の持ち主が自分の型にハマった演技を行えば、右に出るものはいないはずである。

 天海が立役者となるトップナイフのここからの追い上げ次第では、天海が米倉と並ぶ、あるいは米倉に替わる視聴率女王として君臨する日もくるかもしれない。テレビ局の思惑を現実のものに変えていく本物の演技で躍進し続ける天海。彼女の今後の活躍に注目していきたい。

天海祐希「令和の高視聴率女王?」新医療ドラマ初回放送で高視聴率を記録!打倒・米倉涼子なるかのページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!