大晦日に放送された「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」の「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール」に出演した、元「SMAP」の草なぎ剛の発言内容が話題となっている。草なぎは冒頭のバスシーンにおいて、話題のドラマ「全裸監督」の主人公に扮し、カメラを担いで登場。「いい表情してますねー!」「ナイスですね!ナイスですねー!」とものまねをして出演者の5人を笑わせた。
2009年に「泥酔騒動」で逮捕された過去があるにも拘わらず、全裸監督のものまねをする攻めの姿勢には視聴者や出演者も驚いたことだろう。「ダウンタウン」の松本人志にも「ズバリ、あなたは草なぎ派?中居派?どちら?」と回答に困るような質問をぶつけ、笑いを誘った。SMAPの解散と同時に独立した草なぎらに対し、ジャニーズ事務所に残留した中居の名前を出すとは、どうやら攻めているのは見た目だけではないようだ。
さらに草なぎは、休日の過ごし方について松本から「飲みに行ったりする」との回答を引き出すと「中居君と行くんですか?」「僕の話とかしないんですか?」とまたもや中居の名前を挙げて質問攻め。解散から3年経った今、“タブー”はほとんどなくなったように思えた。しかし、その中でも唯一名前が挙がらず終始触れられなかったのが、木村拓哉。この流れでもネタにすることができないのだから、やはり彼は元SMAPの中でも“浮いていた”のかもしれない。
木村と言えば、先日放送されたスペシャルドラマ「教場」で主演を務め、白髪に義眼といった丹念な役作りと圧巻の演技で話題を呼んだ。視聴者からの評判も上々で元SMAPのセカンドキャリアとしては独り勝ち状態な木村だが、メンバーからは引き続き腫れ物に触る扱いを受けているようだ。木村が何事にもストイックでプライドが高いことを知っているからこそ、誰も軽率な扱いができないのだろう。
絶対に笑ってはいけない青春ハイスクールには、草なぎの他に、香取慎吾、稲垣吾郎も登場。いずれも振り切ったパフォーマンスで笑いを誘っており、今後バラエティを中心として徐々に活躍を広げることが期待される。
彼らの口から、木村の名前を聞くことができる日は来るのだろうか。今後に注目したい。