米倉涼子「快挙の立役者」テレ朝三冠の陰にドクターX。若手よせつけず高視聴率女王の座を維持

編集部

 6日、テレビ朝日は12月月間視聴率で“三冠”を達成したことを発表。前日帯7.8%、ゴールデン11.9%、プライム11.8%と、すべてトップを獲得した。

 このプライム帯に大きく貢献したのが女優・米倉涼子である。10月から12月下旬まで放送された米倉が主演を務める「ドクターX~外科医・大門未知子~」は、全10話の期間平均18.5%を記録し、昨年のプライム帯ドラマで最高視聴率をマークした。“視聴率女王”と称しても過言ではない米倉の伝説はまだまだ終わりそうにない。

 同ドラマは米倉演じるフリーランス天才外科医の大門未知子がオペ前にお馴染みの「私、失敗しないので」というセリフを発し、必ず患者の病気を治す姿を描いた大人気シリーズの第6弾。今回は約2年ぶりの放送となったが、米倉の迫力ある演技が功を奏し、またしても人気を博す結果となった。

 一方、女優・吉岡里帆が主演を務め10月に同局で放送された「時効警察始めました」の平均視聴率は10.1%とイマイチな結果で終わり、女優・石原さとみが主演を務め7月にTBSで放送された「HEAVEN?~ご苦楽レストラン~」は一桁視聴率を記録し続けた。こうした“低視聴率女優”が相次いでいる中、米倉は未だ不動である。やはり、ルックスだけでない演技の実力が問われ始めているのではないだろうか。

 米倉は昨年、女優デビュー20周年を迎えた。2006年に松本清張シリーズのドラマと舞台において悪役を演じ、その演技力が大反響を呼んだ。その後も、国内での活躍に飽き足らず、2011年に渡米。ジャズダンスやバレエのレッスンを受け、翌年ミュージカル「CHICAGO」でブロードウェー主演デビューまで果たしている。ここまでストイックな役者なのだから、ストーリーの魅力を最大限まで引き出し、高視聴率を叩き出せるのも当然かもしれない。

 ハリボテではない本物の演技力で人々を魅了し続ける彼女に、これからも注目していきたい。

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