18日放送の「そろそろにちようチャップリンプレゼンツ お笑い統一王座GP2019 グランドチャンピオン大会（テレビ東京系）」が放送され、お笑いコンビ・ラフレクランが優勝を果たした。
2019年のM-1グランプリやキングオブコントといった賞レースでは、決勝進出はまだしも準決勝にすら残っていない“ほぼ無名コンビ”の優勝は、2020年のお笑い界の勢力図を左右しそうだ。
同番組のグランドチャンピオン大会には、月ごとの予選会で最高得点を記録した月間チャンピオンと敗者復活戦を勝ち抜いた1組を加えた12組が参戦した。キングオブコント2019で決勝進出を果たしたネルソンズやかが屋、そして22日放送の「M-1グランプリ2019（テレビ朝日系）」のファイナリストのからし蓮根といった旬の芸人も名を連ねる。
さらに、プラス・マイナスやしずるといった実力派の中堅も加わり、ラインナップでいえば二大賞レースに匹敵するレベルとなった。ラフレクランはB組をトップで突破し、かが屋、しゃもじと決勝3組の対決に臨み、誘拐をテーマにしたネタを披露。見事接戦を制し、2人は喜びを爆発させた。
ネタの面白さだけではなく、2人の個性も注目を集めている。コミカルな表情と動きが特徴のきょんは、若者に人気が出そうなTHEコメディアンタイプ。相方の西村は元アナウンサーという異色の経歴の持ち主で、知的なイケメンキャラ枠はお笑い界において貴重な存在だ。“ネタよし・個性あり”となれば、今後さらにバラエティ番組に起用される可能性は高く、勢いそのままに2020年のブレイク芸人として君臨していても不思議ではない。
お笑い第7世代の台頭する令和のお笑い界において、新たにあらわれた新星・ラフレクラン。ウッチャンナンチャン・内村光良も納得のニューカマーはどこまで飛躍していくのか注目していきたい。
