18日、女優の小松菜奈が、報知新聞社主催の映画賞「第44回報知映画賞」で助演女優賞を受賞し、都内で行われた授賞式に出席した。
映画「来る」「閉鎖病棟 -それぞれの朝-」での演技に対して、助演女優賞を受賞した小松。受賞に関して「賞をとるだけのために頑張っているわけではないですが、賞を見てこの作品頑張ったなと思わせていただけるような賞をいただけて純粋にうれしいです」とコメントした。
今、最も演技力のある若手女優として注目を集める小松。2014年には映画「渇き。」で新人賞を受賞し、史上最短の5年で報知映画賞の舞台へと帰ってきた。モデルとしてデビューしたにもかかわらず、その感性の豊かさで、数々の映画で名演技を納める彼女。映画そのものの評判が今ひとつだった「来る」も、彼女の迫真の演技が高く評価されて話題を呼んだ。
また、同じく助演女優賞を受賞した「閉鎖病棟 -それぞれの朝-」では、義父から性的暴行を受けて心に傷を負った女子高生というセンシティブな役を演じた小松。病院内で居合わせた別の患者にボコボコに殴られ、鼻血を流しながら性的暴行を受けるシーンにも挑戦し、繊細で難しい役柄を見事に演じ上げた。
そんな彼女が俳優の菅田将暉とともにW主演を務める映画「糸」が、来年4月24日に公開される。2人の他にも榮倉奈々、斎藤工、二階堂ふみ、倍賞美津子といった主役級の豪華なキャスト陣が出演することから、世間から大注目を浴びているこの映画。ヒロインを演じる小松は、この大舞台でどんな名演技を見せてくれるのだろうか。映画業界で数多くの賞を受賞する彼女に期待が懸かる。
先日、昨年に続き「世界で最も美しい顔100人」にノミネートされた小松。演技力だけでなく、世界が認める美貌も兼ね備える彼女のポテンシャルは計り知れない。今後さらなる活躍が期待されるが、まずは来年公開の「糸」での名演技に注目したい。
