19日、英プレミアリーグのリヴァプールは公式サイトで、南野拓実(レッドブル・ザルツブルク)を獲得したことを発表。日本代表FWの念願が、最高の形で実現した。
「これが僕の夢だった。その夢が叶ったことに興奮している」
リヴァプールの公式サイトで、そう思いを語った南野。「プレミアリーグでプレーすることが僕の一つの目標だった。ここは世界でトップクラスのリーグだと思っています。サッカー選手としての僕のキャリアが順調に進歩すれば、いつかプレミアリーグでプレーできるようになると思っていました」と語った通り、欧州最高峰のリーグに出場できる喜びをコメントしている。
それも、南野が移籍するリヴァプールは昨季チャンピオンズリーグを制し、欧州の頂点に立った超名門。南野も「まさかリヴァプールでプレーできるとは思っていなかったので、本当に嬉しい。とてもワクワクしている」と興奮を隠さない。
詳細については発表されていないものの、英公共放送『BBC』では、南野の移籍金は約10億円だったと報道。契約期間は2024年6月までの約4年半になる。なお、背番号は「18」となった。
「日本のサッカー界では、今年最大のニュースではないでしょうか。リヴァプールは昨季チャンピオンズリーグを制し、今季のプレミアリーグでも首位を独走。現在欧州で最高峰のクラブです。
非常に楽しみですが、問題は南野が試合に出場できるのかに尽きますね。レギュラー陣は当然、世界最高峰のメンバーですし、中でも(モハメド)サラーと(サディオ)マネという、絶対的なレギュラーを始め、攻撃陣は非常にハイレベル。彼らにとって代わるのは、至難の業だと思いますよ」(記者)