チョコプラ「ブレイクしてない?」“惜しい芸人”として黒星of the year受賞!激動の一年に思わず自虐も

編集部

 16日、都内で行われた「黒星 of the year 2019」の発表・授賞式にお笑い芸人「チョコレープラネット」が登壇した。

 黒星 of the yearは、今年が初開催となるアワード。ビジネス、スポーツ、芸人などの様々な分野で優勝などの活躍には至らなかったものの、前向きに挑戦する姿勢で人々を勇気づけたり、楽しませたりしている人やサービスなどを表彰する。この日チョコプラは「TT兄弟」ではなく「黒星兄弟」としてリズムネタを見せ「僕ら、ここまでほんとに黒星ばっかりできてますから、黒星of the yearはほしい!」と懇願したが、「Person部門」受賞に留まり、またもやグランプリを逃す“黒星”となった。

 今年期待されていたTT兄弟での流行語大賞を逃し、キングオブコント2019では準決勝敗退などの惜しい場面が多くあったチョコプラ。黒星of the yearのプレゼンター・けんすうは「チョコレープラネットさんも、ブレイクするまでに時間はかかったかもしれませんが、YouTubeなどで、いろんなキャラに挑戦されていました。挑戦の量、こなした量が違った。素晴らしいことだと思います」と、チョコプラの“挑戦の量”を評価したのだと語った。そう、チョコプラはテレビ出演も途絶えることなく、YouTubeで数々のキャラを生み出し、果敢に挑戦し続けているのだ。

 ボケの長田庄平は狂言師・和泉元彌、ツッコミの松尾駿は美容家・IKKOをモノマネして昨年大ブレイク。18年の年間テレビ出演本数は、過去最高の200本を超えた。さらに、5日に放送された日本テレビ「ダウンタウンDX」に出演したチョコプラは「気づいたら178連勤っていうのがあったんですけど」と、今年も多忙な毎日を過ごしていることを明かした。自身のYouTubeチャンネルで、モノマネの幅広さを見せつけているチョコプラの勢いは留まるところを知らない。

 チョコプラは黒星of the yearにて「今年は吉本興業も黒星が多くついた年でした。こうして名誉ある賞をいただけてうれしい。ここでグランプリを取ったということは、本当の黒星ではなくなりますから。そういう意味では、僕らこそ本当の黒星オブザイヤーですよ」と、所属事務所を皮肉たっぷりにいじりながらも受賞に対し感謝した。黒星続きでも、むしろそれが話題となり“黒光り”するチョコプラ。

 来年も彼らをテレビで見ない日はなさそうだ。

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