韓国人モデルのカン・テリが女性ファッション誌「CanCam」2月号(小学館・23日発売)に登場し、表紙を飾っている。インスタグラムに投稿された写真がアジア中の女性から「理想の顔」として注目を集め、現在のインスタグラムのフォロワー数は170万以上。日本ではきゃりーぱみゅぱみゅや藤田ニコルをはじめとした多くの女性有名人が彼女をフォローしている。“エモ顔”をキメた表紙をめくった先でも、その美貌を存分に披露してくれそうだ。
6ページに渡る本誌の特集では、みんなの憧れを投影した「理想の顔」の秘密にも迫っている。さらに、憧れの存在として注目を集める一方、インスタグラムで見せる可憐な表情の裏にある苦悩についても語っている。
「みんなが思い描くインスタの中のテリちゃんと、実際のカン・テリは多分違うと思うんです」「韓国でも日本でもモデルの仕事が増えてきて、周りからビジネスとして求められることも多くなってきて、みなさんの“デリちゃん”を守り続けなきゃって思ってしまって、精神的にも肉体的にも追いつめられる日もあった」。
そんな苦しみの中でテリが気づいたこと、将来への希望、「エモ顔メイク」に使用したコスメも紹介する“美”と“素”を織り交ぜた内容になっている。テリがCanCamに登場することで、彼女の日本での活躍が増えていくことは間違いない。
テリは2013年にK-POPガールズグループTREN-Dとしてデビューし、グループ解散後はモデル活動を開始。韓国でカラーコンタクトや化粧品のイメージモデルをしていたところ、インスタグラムで大ブレイク。日本では2019年「ViVi」2月号(講談社)で「今一番なりたい顔」第1位に輝き、現在も雑誌に引っ張りだこ。ツイッター上では「朝起きたらテリちゃんの顔になってないかな」「テリちゃんになりたすぎて辛い」など、その美貌に対する羨望のまなざしが注がれまくっている。テリの勢いはまるでとどまることを知らないのだ。
「冬のソナタ」で大ブレイクしたチェ・ジウが電撃結婚を果たしてから1年。昨今の韓国コスメ人気も相まって第二の“チェ・ジウ”と称される日も遠くないかもしれない。
