伊集院光、新国立競技場お披露目に苦言

編集部

 16日深夜放送の『伊集院光深夜の馬鹿力』(TBSラジオ系)において、15日に竣工式が行われた新国立競技場のマスコミ取材について持論が語られた。

 伊集院は「フジテレビの朝の番組で三宅(正治)アナウンサーが取材に行っているわけ。お披露目だからいろんなところを褒めるじゃん。その切り口が木の香りがいいっていいって」と、褒めるポイントが気にかかったようだ。「木の香りってそんな長くする? できたての頃はすると思うけど、歴史を重ねていくうちに恐らくしなるなるところだと思う」と語り違和感を持ったようだ。

 伊集院は長らくラジオ番組のパーソナリティーをしており、レポートなどで、どこをどう伝えるかは気を使うタイプのタレントだと言える。その分、目につくところも多いのだろう。

 そのほか競技場の椅子が塗り分けられており、それは「木漏れ日」をイメージしたものだが、実際の理由としては「ガラガラでもそんなに目立たない。空席が目立たない」といった後ろ向きの理由も取り上げられており、気になったようだ。

 もちろん、そうした部分に目が行ってしまうのは伊集院の思い込みの強さが原因ともいえる。そうした面倒くさい部分も伊集院は自覚しているため「全部俺が悪いごめん」と言いつつも「最後にこれがやりたかったんですと、フィールドを三宅アナがダッシュするの」と語り、新競技場を初めて走るのは2020年度の東京オリンピックの選手で良いのではと疑問を呈した。さらに伊集院が一戸建てに引っ越しをした時に、スタッフの男性に最初にトイレを使われた思い出を語り、同じ思いを抱いたようだ。

 久方ぶりに伊集院流の時事ネタ斬りが聞かれた放送となった。(文=相川ナロウ)

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