NBA八村塁大活躍の「陰」に先輩・渡辺雄太の助言。史上初の日本人対決に「彼と僕はライバルで、良き友人」

編集部

 史上初の米NBAにおける日本人対決に沸いた15日から一夜明け、「主役」の1人ウィザーズのFW八村塁がTwitterを更新。改めて、喜びを示している。

 八村は対戦相手のグリズリーズのG渡辺雄太と試合後、ユニフォームを交換した画像をアップ。「日本の国旗」と「手を合わせて感謝するポーズ」「100点満点」という絵文字を並べて、喜びを表現している。ウィザーズの公式Twitterには、その様子を撮影した動画もアップされている。

「最近は八村選手が日本から挑戦したNBA選手として注目されていますが、先にNBAに挑戦したのが渡辺選手。立場は下部組織のGリーグでプレーしつつ、一定期間だけNBAに出場できるツーウエー契約ですが、それでも八村選手とともに歴史的な瞬間を演出してくれたのは、ファンにとっても嬉しいでしょうね」(記者)

「とにかく、ここまでの彼の道のりを誇りに思う。信じられない」と八村選手の活躍を手放しで称賛している渡辺だが、実はこの大物日本人ルーキーを陰で支えた立役者の1人でもあるようだ。

「まだ八村選手が米国に渡ったばかりで右も左もわからない時期に、“先輩”としてサポートしたのが渡辺選手。八村選手も『文化もライフスタイルも違うから、たくさん質問した。僕を助けてくれました』と感謝していました」(同)

 結局、2人が共にプレーしたのは、わずか数分だったが、それでも日本のバスケットボール界にとっては記念すべき、極めて大きな一歩といえるだろう。

「彼と僕はライバルのような関係でしたが、良き友人でもある」

 試合後、そう語った八村。八村のウィザーズと渡辺のグリズリーズは、来年2月にもう一度対戦予定がある。再びの日本人対決を今度はもっと長く見られるよう、2人の活躍を祈りたい。

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