浜崎あゆみ「4万円」高額チケット“時価商法”大成功も「ファンの不満爆発」か

編集部

 浜崎あゆみが31日に東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催するカウントダウンライブにて、チケットの価格がリアルタイムで変動する“ダイナミックプライシング”を初採用。約4万円の高額チケットが、16日までに売り切れたことがわかった。

 日本人単独アーティストとしては、史上初採用だというダイナミックプライシング。チケットの需給に応じた“適正価格”をAI技術により変動させる手法で、同事業を行うダイナミックプラス株式会社とエイベックスが3月に業務提携したことから採用されたという。

 また、今回のコンサートでは、会場中央に設けられたステージからの距離によって、3種類の席種を設定。当初、目安の標準価格として「3万円前後」「2万円前後」「1万1,000円前後」とアナウンスされていたが、14日から始まった先着の一般発売では、最も高い席が税込3万9,700円まで高騰。次に高い席も2万8,800円と高額ながら、共に「売り切れ」となっており、現在購入できるのはステージから最も遠い1万900円の席種のみとなっている(16日現在)。

「あゆはファンのパイは減少傾向にあるものの、熱狂的信者は一定数いるため、高額チケットを売りやすい。しかし、『取れるところから取る』と言わんばかりのこの商法に対し、『お金積まなきゃ近くで見られないなんて、悲しすぎる』『あゆはファンを平等に見てないの?』『ライブ当日も格差を感じ続けなきゃならないのか……』とファンも困惑しています」(記者)

 近年、新曲のタイアップに乏しく、すっかり“懐メロ”と宇多田ヒカル「Movin’ on without you」のカバー歌手と化している浜崎。今年はフジテレビ系『FNS歌謡祭』をはじめとする年末音楽特番への出演が現時点でゼロと、ファンにはさみしい状況だ。

「メディア露出が極端に減り、ファン離れがささやかれる浜崎ですが、ダイナミックプライシングの導入によりお金のない若いファンが離れる懸念も。新規ファンの獲得が期待できない今、熱狂的なファンから搾取する方向へシフトするのは自然な流れと言えそうです」(同)

 先月発売したデビュー20周年記念アルバム『LOVEppears -20th Anniversary Edition-』(avex trax)の売り上げが初週5,535枚に留まった浜崎。「取れるところから取る」というやり方も致し方ないのかもしれない。

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