『細かすぎて伝わらないモノマネ』ジャニーズイジり本格解禁? 関根派芸人も登場

編集部

 14日に『ザ・細かすぎて 伝わらないモノマネ』(フジテレビ系)が放送された。この番組は2018年3月に終了した『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)の人気企画である「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」がコーナー単位で復活したスペシャル番組である。進行は石橋貴明とバナナマンであり、木梨憲武と関根勤は不参加のまま放送され、今年も同様の形をとなった。

 今回の放送でインパクトを残したのが、ものまねショーを行う「そっくり館キサラ」のジャニーズ軍団が出演した点であろう。ジャガーズによる「『ジャニーズカウントダウンコンサート』Hey! Say! JUMPの登場をサポートするジャニーズJr.」のネタでHey! Say! JUMPはもとより、嵐、KinKi Kids、TOKIOの長瀬智也、松岡昌宏が登場した。TOKIO松岡を演じたのは、テレビでもおなじみのむらせである。ただほかのメンバーは、テレビでの知名度が低く「10年後の大野智」ともいわれる「おーちゃん」などは、場合によっては炎上を招きかねないものだろう。

「近年のジャニーズ事務所は、所属タレントのSNS活動を解禁させるなど、これまでの高いハードルを下げています。今回、ゴールデンタイムでこうしたネタができたのは、バラエティ番組における『ジャニーズイジり』が本格的に解禁ムードとなったと見ることもできそうですね」(業界関係者)

 さらに今回は昨年度は不参加だった常連参加者であるずんのやすが、博多華丸によるゴルフコンペでの一コマに登場した。やすは関根勤と同じ浅井企画所属である。同事務所の芸人ではイワイガワのジョニ男も登場していた。ただ、コアなファンからは不満の声もあがっている。

「博多華丸のマニアックネタは、この番組ではおなじみです。今回もリアリティを出すために、華丸が個人的に親交のある素人のおじさん参加者も混じっていました。ただ、この手のネタは華丸の出身母体である福岡吉本の若手芸人を起用するのがこれまでのパターンでしたから、華丸ネタに浅井企画の芸人が加わっていたのは唐突さも感じられますね」(前出・同)

 この番組を「細かく」見てゆくと、おのずと芸能界の勢力図も見えて来るのかもしれない。(文=相川ナロウ)

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