阪神藤川球児「ブチギレ」補強しない球団運営に疑問? 「超絶金満」のはずなんだけど……

編集部

 プロ野球阪神タイガースの藤川球児投手が放った発言が大きな波紋を広げている。

 藤川は契約更改交渉後に記者会見に臨み「育成だけで勝つのは難しい。ジャイアンツが今年、補強をして勝ちました。(育成で勝つ)時代は1回終わりなのかな」と球団に補強の重要性を訴える異例の主張を行った。谷本修球団副社長兼球団本部長は「適切な補強はしていかないといけない」とコメントし理解を示したが……。

「フロントが本気で優勝を狙っているのかと藤川の肌感覚で疑問に感じたのでしょう。現状の戦力でペナントレースを戦えば、阪神が優勝できないことは明白です。藤川発言の真意はその危機感の表れですよ。フロントのあまりに重い腰に藤川がブチギレた形です」(在阪スポーツ紙デスク)

 今オフの阪神の補強はソフトバンクから無償トレードで獲得した中田賢一と未知数の新外国人ジャスティン・ボーアくらいで、ドラフトも高校生中心で即戦力選手は無し。ピアース・ジョンソンとラファエル・ドリスが抜ける可能性が高く、大幅な戦力ダウンは避けられない。

「タイガースは2019年の主催試合観客動員数が12球団1位の309万1335人で、1試合平均4万2935人を誇る大人気球団です。そのため、入場料収入やグッズ販売で他球団よりも儲かっているはずなのですが……そのカネをチームを強くするためのしかるべき補強に使わない。カネを使ったと思えば、他球団で活躍した評論家をコーチに招くくらいしかしていません。

このままいけば30年前の暗黒時代に逆戻りして、甲子園は閑古鳥が鳴いてしまいますよ。あまりのケチっぷりに関西のファンのフラストレーションはついに限界にたっしています。人気があるのに低迷がつづけば関西圏で暴動が起きても不思議ではありません」(同)

 年俸4億円の鳥谷敬内野手のクビを切り、金銭的には例年以上に大きな余裕が生まれているのだが…。いまのところ適切な補強はなく、来年も微妙なタイガースを見せられることになってしまいそうだ。

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