プロ野球楽天ゴールデンイーグルスの石井一久ゼネラルマネジャー（ＧＭ）に周辺関係者が怒りを露わにしている。
１年目の指揮官・平石洋介監督は、前年最下位のチームをクライマックスシリーズ進出可能な３位にまで押し上げたにもかかわらず解任された。
イーグルスファンから絶大な人気があった未来の監督候補・嶋基宏捕手は自由契約となり、ヤクルトスワローズに移籍することになった。すべて主導したのは、三木谷浩史オーナーから編成権すべて任されている石井ＧＭだ。
「ファンの心情を無視した編成を行った石井ＧＭに現役選手、地元メディア、ファンの間で大きな不信感が広がっています。
石井ＧＭと折り合いの悪かった平石前監督に替わって、指揮を執る三木肇監督は石井ＧＭの後輩で仲の良いお友達。自分の気にいらない人物を排除していき、自分に好意的な人物でポストを固めていくという独善的なやり方に、球団を私物化しているのではないかと批判されています。
もともとイーグルスは東北の地域球団ということもあって和を大切にするチーム。それなのに強権的な運営をしていては、周囲の不満が高まってもいたしかたありませんよ」（スポーツ紙デスク）
