斎藤佑樹「トレード移籍」浮上……消える「監督ひいき」と残される「精神課題」とは

編集部

 背水の覚悟だ。日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手(31)が、現状維持の年俸1600万円で契約更改した。

 今季は2年ぶりの開幕1軍入りを果たしたものの11試合の登板で0勝2敗、防御率4・71。「応援してくれる方の存在は励みになる。チームが優勝するための一つのピースになれたら」と来季への決意を語り、クビがつながったプロ10年目のシーズンへ向かう。

 斎藤といえば、当時駒大苫小牧高校のエースだった田中将大と投げ合った2016年夏の甲子園大会決勝での死闘が思い出されるが、その田中は今季ニューヨークヤンキースで32試合に登板し11勝9敗、防御率4・45、年俸2200万ドル(約24億円)を手にして億万長者に成り上がった。

 実力、実績、収入で田中に少しでも近づきたい斎藤だが、このところ、にわかにトレード話が持ち上がっているという。

スポーツ紙デスクは「お気に入りとして、さんざんひいきしてきた栗山英樹監督が来季限りで退団することが濃厚となっています。そのため後ろ盾を失った斎藤はトレード要員、戦力外候補になってしまいそうです」と声をひそめる。

 プロ9年間で通算勝利数はたった15。昨年、今年と2年連続で未勝利の斎藤を受けいれる球団はあるのだろうか。

斎藤佑樹「トレード移籍」浮上……消える「監督ひいき」と残される「精神課題」とはのページです。エンタMEGAは、スポーツエンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!